商品買付は信頼できるパートナーがいる国で

雑貨を中国から輸入している方は一度は経験している不良品。日本では考えられないレベルで、本体が壊れていたり、色が違ったり、頼んだものとちがうものが届いたりサイズや縫製がメチャクチャだったり多種多様。一瞬そこにしゃがみ込みたくなります。
今まで取引先から様々なお題をいただき、色々なものを中国で作ったり、買付をしてきました。買付と一言に言いますが、その中身は大変です。商品選定から制作、検品それがなかなか一筋縄ではいきません。文化の違いや国民性の違いも多々ありますが商品クオリティに関しまして同じ価値を共有することがなかなか厳しいです。中国買い付けをなさった方なら良く理解できると思います。

私は今まで信頼できるパートナーや企業との出会いに恵まれるかどうかでその国との縁を感じてきました。中国で各企業、工場と直接やり取りしていい商品を作るのはかなりのハードルがあります。

海外買い付けを考えている方に、今回最近良くYou Tubeで買付動画が上がっている世界最大の日用雑貨卸し売り市場、中国浙江省にある義烏の「福田市場」のご紹介と商品製作時の注意点をご紹介します。

義烏には3つの巨大市場があり、一番大きいのは国際商貿城といい、通称「福田市場」です。その他にも、賓王市場、中国小商品城があります。都市全体に市場があって義烏に行けば日用雑貨で手に入らないモノはないと言われるほどです。

商品はその場では買えないが基本

市場と言う言葉の響きは、安くてお得な商品をその場で購入できると思いがちですが、福田市場は中国全土にあるメーカーや工場の窓口で並んでいるものは基本全てサンプルです。
(たまに販売しているところもあります。←1個売りはしていません)

発注するときにはオリジナルデザインで制作するならば、デザインデータや仕様、パッケージ等をあらかじめ決め、準備して持って行った方がスムーズに進めることができます。展示してあるパッケージのままですと他メーカーのパッケージそのままだったり、著作権が発生するものだったり、日本のマーケットでは販売出来るか出来ないかわからないものがほとんどです。

 

他メーカーのオリジナルに注意

商品自体も特許取得製品だったり、他メーカーのオリジナルだったり、各国で代理店販売しかしていない商品だったり、少なからずそれを見分けられる知識が必要です。オリジナルを制作する場合、やはりロットの問題がでてきます。10年前のように5000〜10000個の発注は今はそんなにありません。最近は小LOTで対応してくださる店舗様も多いので、うまく交渉して予定以上の発注をしないように心がけましょう。

初めて買付をなさる方は実際いくらが標準なのか?がなかなか解らないので価格の交渉をする前にしっかりリサーチしておくことはとても重要です。

材料の豊富さには感心します

雑貨や縫製品等のオリジナル商品を作る際の材料調達には中国に勝るところはありません。細かいパーツからレース、革紐工賃も本当に安いです。ただ現地で完成品にしようと思うとクオリティーコントロールの問題が出てくるので、組み立ては日本で行い材料だけ調達することも最近では多いです。

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